ガーデン2022.2023夏：🐓ギャングとの抗争

「コッコ🐓と私の抗争」これがこの夏のガーデニングの最大の敗因でした。

いや何も今年の夏だけではなくて、バトルは何年も続いているのですが・・・。

まぁしかし、抗争といえども愛ゆえなのに、コッコは私の愛を受け取るどころか、恩を仇で返してきます。

今年は特に、私がコッコにハッピーになってもらいたいという情熱が高まってしまって、夏中、庭の手入れよりも🐓に時間を費やしてしまったのです。夫が次は何をするんだ？枕元にシャンペンとチョコレートでもおくのか？というので、薔薇の花びらを散らしてきます。と申しておきました。実際は虫よけにローズマリーの葉を散らしましたが、効くのかどうかは分かりませんが。

ここ数年は卵の殻が薄くなったり、形が変になったり、最近は産まなくなっていたりしたので解決法を模索していたのです。また羽の中や足にも虫が始まっていました。卵をたくさん産むけど虫がつく。虫はついていないけど、卵の殻の質が悪いとか。いろんな状態を繰り返していました。

9年間ずっと試行錯誤しています。いろいろ試してみましたよ。小屋を掃除した後ハーブ風呂に入れたり（ドライヤーもかけましたよ！）オイルの足風呂とワセリンを塗ったり、餌も色々変えてみました。Poultryのウェブサイトを読んだり、youtubeを見たり、ローカルの人の鶏の飼い方を観察したりして。でもね、みんな違うんですよ。あれをやってはダメ。これをした方がいい。正反対の事をやっていて両方成功してたりするんです。

でね、結局植物と一緒なんです。マニュアル通りにはいかなくて一つの事では解決しないのです。全体的なバランスなんだなぁと思うのです。

とにかく🐓がストレスを感じないバランスが取れた状態になると健康的で強くなるのかなぁと思うのです。そうなると卵もいい状態になるし、虫もつきにくくなる気がします。

野菜も若くてエネルギーがある時期は虫もつかないです。でもシーズンの終わりや、一度環境のバランスが崩れるとあっという間にダメになります。

調和・バランスなんだなぁとしみじみと思います。

最近は卵の殻も良くなってきて、羽もだんだんキレイになってきました。餌もあっているのか、丸々太ってきました。「種と穀物」「お湯でふやかしたペレット+ひき肉+貝殻の粉+ひまわりの種+ふやかした麦+ヨーグルト」「キッチンの残り物」等々をあげています。

そして何よりも、土を掘り起こして虫を食べる事ができるように庭に放し飼いをしていたのです。これが一番コッコをハッピーにしていたと思うのです。

しかし、これが「私と🐓の抗争」の原因なんです。

柵から出してあげたら、もう彼らはそれは幸せそうです。卵の殻も丈夫になってきました。

それと引き換えに私のガーデンはめちゃくちゃです。。。それで去年の10月野菜ガーデンの周りにフェンスを作って彼らは侵入できなくなりました。そうしたら緑が見えるエリアに入れず、代わりに周りの花壇や植木鉢を徹底的に攻撃を始めたのです。それでも放し飼いにしてあげたいので、石を置いて保護したり、小さな柵を作ったり、色々やりましたよ。花壇をぐちゃぐちゃにしちゃうげど、うんちでこの不毛な土を肥やしてくれる事を願って。

でもね、広大な庭に少しの鶏糞がうすーく入ったとしても、乾燥した不毛な土地ではそうそう変わらないのです。ダメージの方が遥かに大きかったのです。この雨不足の夏に一生懸命水やりをしてようやく根付いた私の大切なお花をそれは取り立てに来たヤクザのように破壊して回るのです。根こそぎやります。破壊力は半端ないっす。